DXとデジタル技術はどう関係する?IoTやAIを活用するメリットも紹介 - 株式会社STANDARD
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DXとデジタル技術はどう関係する?IoTやAIを活用するメリットも紹介

目次

デジタル技術は、DXの推進において必須の要素です。しかし、実際にどのような技術が何を目的として使われているのかについては、あまりイメージがわかないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、IoTやAIを中心にDXの推進で用いられることの多いデジタル技術の概要と、それらの活用例やメリットについて紹介します。IoTを活用することで自社のDXを加速したいという方は、ぜひ参考にしてください。

DXとデジタル技術の関係性とは

近年では、消費者の生活のなかにインターネットやスマートフォンがすっかり浸透しました。それにともなって、ビジネス環境におけるデジタル化も急速に進んでいます。DXとは、そのような情勢のなかで企業に必要とされる取り組みです。

DXの必要性については、こちらの記事で詳しく説明していますので、あわせて参考にしてください。

DXでは、デジタル技術を活用して新たな価値を創造していきます。このとき、デジタル技術はあくまでDXのための「手段」です。何を実現したいのかに応じて、どのような技術を用いてもかまいません。

とはいえ実際には、高度なデータ分析を可能にするような技術がよく用いられています。移り変わりの激しいデジタル市場においては、データにもとづいたタイムリーなビジネス判断が求められているためです。

DXでよく用いられるデジタル技術

DXでよく用いられるデジタル技術

DXでは、さまざまなデジタル技術が複合的に用いられます。ここでは、そのなかから代表的なものをピックアップして紹介します。

– ICTインフラを強化する5G
– ユビキタスを現実にするIoT
– IoTによる膨大なデータも分析可能にするAI

ICTインフラを強化する5G

デジタルサービスを消費者に届けるには、ICT(情報通信技術)のインフラが欠かせません。有線通信においては、光ファイバーがすでに多くの家庭で利用できるようになっています。さらに、無線通信においても5Gを中心としたインフラ整備が急ピッチで進められているところです。

5Gが広く普及すれば、これまで以上に高速・大容量で遅延の少ないモバイル通信が可能になります。スマートフォン自体の性能が向上していることもあり、従来はパソコンと有線通信を前提とせざるを得なかったリッチなサービスも、今後はモバイル環境で提供できるようになっていくでしょう。

ユビキタスを現実にするIoT

ユビキタスとは、「いつでも、どこにでも存在する」という意味の言葉です。いたるところにコンピュータがあり、いつでも情報にアクセスできる環境のことを指しています。

このユビキタスの概念を現実のものとする技術が「IoT(Internet of Things)」です。直訳すると「モノのインターネット」という意味になります。あらゆるモノをインターネットでつなぎ、相互に情報をやり取りできる技術のことです。

実例としては、インターネットにつながる腕時計やカメラ、スピーカー、照明器具などがすでに身近なものとなっています。持ち物の紛失を防ぐ「スマートタグ」もIoTによるものです。自動車やドローンといった分野でも活用が進んでおり、IoTは今後も幅広く取り入れられていくことが予想されます。

IoTによる膨大なデータも分析可能にするAI

「AI(Artificial Intelligence)」とは、人工知能のことです。AIというと物理的なロボットをイメージする人もいるかもしれません。しかし、実際のAIはソフトウェアです。

AIには、膨大なデータから「学習」した結果にもとづいて、何らかの「推論」を行えるという重要な特徴があります。これは、状況にあわせて自律的に「判断」を下せるという意味です。この性質が、従来の技術だけでは難しかった高度なデータ分析に応用されています。

DXにおいて、AIはIoTとともによく用いられるデジタル技術となっています。DXでは、あらゆるデータを分析してビジネス判断に役立てようとする取り組みが重要だからです。

DX推進におけるAI技術の重要性については、こちらの記事も参考にしてください。

DXにおけるIoTの活用例とメリット

DXにおけるIoTの活用例とメリット

ここからは、IoTをはじめとしたデジタル技術には具体的にどのような活用例があり、何に役立つのかについて説明していきます。

– IoTとクラウドの連携で工場のオペレーションを最適化
– 遠隔による設備点検でメンテナンスコストを削減
– データにもとづいた管理で農業従事者の負担を軽減

IoTとクラウドの連携で工場のオペレーションを最適化

タイムリーなビジネス判断のためには、データのリアルタイム性が重要です。IoTとクラウドの組み合わせは、リアルタイム処理を行うのに適しています。蓄積したデータを「バッチ」で処理するのではなく、インターネットを流れてくるデータの「ストリーム」を即座に分析することで、状況の変化に気づくとともに機会を逃がさず対応できるようにするのです。

このようなストリーム処理の技術は、工場のIoTセンサーにも応用されています。生産ラインの稼働状況を可視化してオペレーションを最適化したり、メンテナンスが必要な時期を実際の故障率から割り出したりするのです。リアルタイム性の高さに加え、勘に頼ることなく実データにもとづいた判断ができるのがメリットだといえます。

遠隔による設備点検でメンテナンスコストを削減

広範囲に点在する設備の保全にも、IoTの技術が役立っています。例えば、橋やトンネル、高速道路などのインフラ分野ですでに活用が進んでいるのを聞いたことがある方も多いでしょう。

これらのインフラを安全に保つには、定期的なメンテナンスが欠かせません。そこで、あらかじめIoTのセンサーを仕込んでおき、老朽化による危険な状態や各種異常を遠隔から検出できるようにするのです。作業員が赴いて目視で確認するよりも、時間とコストを削減できます。点検を実施すること自体が危険をともなう高所などに活用できるメリットも大きいでしょう。

また、情報を集めるばかりでなく、遠隔からの制御を実現できる点もIoTの特徴です。危険や異常を検出した際も、すぐに適切な操作を実施できます。現場に赴くことなく設備を修復して、安全・正常な状態に戻すなどの応用が考えられます。

データにもとづいた管理で農業従事者の負担を軽減

農業の分野でも、デジタル活用が進んでいます。意外に思う人も多いかもしれませんが、IoTやAIなどの先端技術を積極的に用いる「スマート農業」が普及してきているのです。

例えば、毎日の気温や日照量、土壌の状態などをIoTセンサーで収集し、データにもとづいて最適な管理を行います。広大な農地でも、無線通信の設備さえあれば遠隔で状況把握と制御が可能です。見回りの手間や、体力が必要な作業を大幅に減らせるメリットがあります。

スマート農業は、高齢者や女性でも働きやすい環境を実現するとともに、農業への新規参入を促すものだといえるでしょう。国内で課題となっている「農業従事者の減少」を食い止める効果も期待されています。

さまざまなデジタル技術の違いを知ることがDX実現の第一歩

DXで用いられることの多いデジタル技術について説明してきました。しかし、これらの技術はあくまでDXの「手段」に過ぎないということを念頭に置いておくべきでしょう。DXの本質は、デジタル技術を活用して新たな価値を創造していくことにあります。

DX実現の可能性を高めるには、まずDXそのものの意義や必要性について理解することが大切です。そのうえで、どのデジタル技術を用いれば何ができるようになるのかを把握していなければなりません。これらは、DXを実現したい企業にとっての「リテラシー」といえるものです。さまざまなデジタル技術が存在するなかで、自社に最適なものを選択するためにもDXのリテラシーを身につけるのは肝心なことです。

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