大手企業を中心に650社以上のデジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)の推進と内製化を支援する株式会社STANDARD(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:櫛野恭生、以下「当社」)は、新サービス「データドリブン型R&D戦略策定ソリューション」(以下「本ソリューション」の提供開始を致します。同時に、東証プライム上場の大手消費財メーカーへの本ソリューションの採用が決定しています。
本ソリューションにより、社内外に点在する各種データをAIにより収集・解析・マッチングすることで、シーズ・ニーズ・ウォンツの重なり合う、企業にとって独自性の高いテーマを自動で割り出し、迅速かつ効率的でデータドリブンな研究開発活動・マーケティング活動・事業戦略策定基盤の構築が可能となります。
■本ソリューション開発の背景
VUCA時代と言われる現在、マルチステークホルダーを意識した企業価値向上、持続的な成長、新規事業領域の創出といった企業変革への社会的要請は益々強まっています。企業は、いち早く市場の動向を把握し、市場価値の高いプロダクト・サービスを早期に開発、投入する必要に迫られる中、下記のような課題を抱えています。
・研究部門の抱えるシーズ情報、営業・マーケティング部門の抱えるニーズ・ウォンツ情報を部門間で連携ができない。
・ニーズ先行で研究、開発を行っているが自社の強みや先進的な技術を活かした成果物が得られない。
・各所に点在するデータを収集・精読する時間が足りない。
当社は、得意とするAI・DXの知見や技術を用い、創業以来650社以上の企業の個社課題解決の支援をして参りました。これら活動により得られたノウハウを集約させ、研究開発からマーケティング、営業までのバリューチェーンにおける業界横断で存在する上記課題への解決策として、本ソリューションを開発し提供致します。
昨年実施した資金調達を経た第二創業期として、創業時より磨き上げてきた先端技術と蓄積してきた企業の課題・ニーズを基に、新たなソリューションを開発していくことで、今後もより多くの企業の課題解決を目指します。
■本ソリューション概要
本ソリューションでは、顧客課題に合わせて構築する「STANDARD AI Matching DB」により以下のデータの自動収集・抽出・マッチングが可能となります。
・研究開発活動や特許・文献データ等から得られたシーズ
・マーケティング・営業活動等で取得したニーズ
・SNSや検索エンジン上のトレンド等から得られた市場データとしてのウォンツ
これによりアウトプットされるマッチングデータ等の活用により、市場価値の高いプロダクトの見極め、早期の研究・開発着手が実現します。同時に、従来は労働集約的に行っていたデータ探索・精読といった作業をAIによって自動化・サマライズすることで、人的コスト削減・リードタイムの短縮・探索範囲の拡大が期待されます。
また、本ソリューションでは、作成されたシーズ・ニーズ・ウォンツのマッチングデータに市場規模や推定・推論値等のデータを合わせ「プロダクトポートフォリオマトリクス」の作成することが可能です。当社コンサルタントが伴走することでより具体的な事業戦略策定まで一気通貫でご支援致します。
■プロジェクトステップ
本ソリューションでは、以下のステップで「STANDARD AI Matching DB」の構築を行います。
①データ分析
まずはアナログでの現状のデータ状態を調査。PoCに最適な原料、技術領域を抽出。
②データ解析設計・PoC設計
データを解析し、最適な辞書等の調査、PoC設計を行う。
③PoC実施
前フェーズの検証結果・PoCの目的・KPIを踏まえて実施。
④成果評価、次フェーズ計画書作成
PoC結果を踏まえ、次フェーズの計画を立てる。
※プロジェクト内容により変動致しますが、POC完了まで最短4か月を想定しています。
「STANDARD AI Matching DB」の構築後、マッチングデータ等、得られるデータを活用し個社課題に合わせ、プロダクトポートフォリオの作成、具体的な事業戦略策定までご支援致します。
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