DX（デジタルトランスフォーメーション）に取り組む際には、その企業が今より高い付加価値を出すために何をすべきか、より効果的・効率的にお客様に喜んでいただくためには何が必要か、を考えることから始まります。

これらを考えるためには、まず最初に今の業務の課題、付加価値UPができそうなポイントを抽出することが必要なのですが、多くの企業様で、この抽出のプロセスで課題設定に躓き、効果的な施策が打ち出せなかったり、課題とデジタル活用という目的が逆転をしてしまい、一時的な施策にとどまってしまったというお声をよくいただきます。

今回は、SIer企業様の中でよくみられる失敗パターンから、失敗してしまうポイントと、うまく課題設定をするポイントを解説いたします。